ブラックベリー・フール Blackberry fool
 2017.01.02 Mon
written by なあな♪
スノウ、シラバブ、トライフルなどとともに古くから英国で食べられているデザート。ベリー類をピュレ状にして、ホイップした砂糖入り生クリームと混ぜて冷やした冷製デザート(コールド・プディング)の一種。
フランス語のフールfoulé(押し潰した)が語源とされているが、実際にはフールの意味そのまま(お馬鹿さんでも作れるくらいに簡単)だったのに後付けでフランス語起源説が出てきたようだ。もともとはグーズベリー(セイヨウスグリ)を甘く煮て卵と混ぜてエルダーフラワー(ニワトコ)の風味を付けたもだったが、生クリームが加わり、卵が抜け、生クリームをホイップするようになって18世紀頃に現在のレシピになった。フルーツも、ルバーブやブラックベリーやラズベリーなどバリエーションが増えて、風味付けもバラ水やオレンジ水やヴァニラなど様々なものが使われるようになった(グーズベリーとエルダーフラワーは定番の組合せ)。
「とびきりおいしいデザート」(E.ジェンキンズ著)のブラックベリー・フールのレシピを参考にしている。1710年、1810年、1910年、2010年の四つの家族がそれぞれの時代のやり方でフールを作る様が描かれる絵本。道具や作る人が変わっても美味しさは変わらず(服装などは時代考証がなされているよう)、また「最後のお楽しみ」はいつの時代でも変わらないことを教えてくれる楽しい作品。
170102フールと本
21:14:45 | アメリカ・イギリス菓子 | comments(0)
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