グヤーシュ
 2012.11.26 Mon
written by なあな♪
ハンガリーの著名な料理で、欧州各国に伝わり「グーラッシュ」として食べられている。日本でも「パプリカ風味のビーフシチュー」を想像する方が多いと思うが、これはグヤーシュではなくグーラッシュの方。
ハンガリーのグヤーシュはシチューではなくスープで、日本料理でいうと味噌汁のイメージに近い。入れる具材も、パプリカや人参やジャガイモだけでなく(味噌汁と言えば豆腐やワカメというのと同様の意味で)パースニップが欠かせない。パースニップは別名「白ニンジン」。ハーブ系の独特な香りがあり、煮込むと芋類に近い食感になる。また、あの「ドリトル先生」シリーズのグルメ豚・ガブガブの大好物「オランダボウフウ」はパースニップの訳語!
味付けも、パプリカ粉以外にキャラウェイを入れるのがポイント。語源は放牧中に牧童(グヤーシュ)が大鍋で煮込んでおいた料理で、大鍋をグヤーシュと呼び、料理自体もグヤーシュと呼ばれるようになったと言われている。新大陸起原の食材を抜いていくと、料理としての原型が見えてくる。今でもイランで食べられているアッシェ・ズィーレ(羊肉と玉葱とキャラウェイのスープ)のような遊牧民の素朴なスープだったのだろう。
パプリカが加わることでグヤーシュは大きく見た目も味わいも変わった。その独特の風味は多くの人々を魅了し、バリエーション豊かな各地の「○○風グーラッシュ」が生まれることになった。
121126グヤーシュ
22:55:21 | その他各国料理 | comments(0)
comment
comment posting












管理者にだけ表示を許可する

パイ&マッシュ Pie&Mash| HOME | メチャド・ナ・パクパク

このブログをリンクに追加する