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ウンム・アリ Umm Ali
 2012.06.26 Tue
written by なあな♪
アラブの著名なホットデザート。「アリのお母さん」という意味で、アラビア風パンプディングと紹介されることが多いが、プディングというよりも「ミルク味の甘いパン粥」といった方が分かりやすいだろうか。
耐熱容器に種子や果物(ピスタチオ、ナッツ、ココナツファイン、レーズン、挽き割り小麦など)と、焼いて細かくしたパイ生地を入れ、ミルク・クリーム・砂糖等を注いで煮込み、オーブンで焼き目を付ければ出来上がり。
NHKBS「アジわいキッチン」のバーレーン外交官夫人のレシピ(「オマアリ」と表記されていた)を参考にした。自家製パイを使い、ピスタチオ・ナッツ・ココナツファインを入れ、スキムミルクやバニラオイルを加えている。
南インドのパヤサムと感じが似ているように感じた。満腹感があって栄養バランスも良いし、甘さを調節すれば食べ易くなる。「男性が好むデザート」という位置付けだそうだが、なるほどと思わせる。
120626オマ・アリ
その由来にはこんな伝説がある。マムルーク朝初代スルタン、シャジャル・アッドゥルは女性だったが、史上初の女性スルタンに対する反発が強まったため、最有力将軍であるイズディーン・アイバクと結婚してスルタン位を譲って身の安全を図った。
アイバクには既に妻子がいたが離婚させての結婚だった。しかしアッドゥルが実権を離そうとしなかったためアイバクとの間で争いとなり、アイバクが他の有力者の娘と結婚しようとするに至ったため、アッドゥルはアイバクを暗殺した。陰謀はすぐに露見し、アッドゥルもアイバク派に殺され、アイバクの先妻の子・アリが第3代スルタンとして即位する。アッドゥル殺害を主導したのが実はアリの生母すなわちウンム・アリで、それを記念して振舞われたデザートなのだそう。
マムルーク朝初期のスルタン継承争いは史実だが、アリの生母の関わりは後付けであろうし、このお菓子が暗殺や即位を記念して振舞われたとも思えないが、古くから広く親しまれてきたお菓子だということは間違いないのだろう。
※イズディーン・アイバクが狩りの途中で休憩に立ち寄った村で振舞われ、アイバクが気に入って「誰が作ったのか」と聞いたら「アリんとこのおっ母だよ」と言われ、「ウンム・アリ」という名前で広く食べられるようになった、という由来話もある。
00:51:58 | その他アラブ料理・菓子 | comments(0)
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